今回のコラムは前回の続きになります。
文章は少ないのですが、レントゲンで様子がわかるように工夫をしましたので、ぜひ、読み進めて頂けると嬉しいです。

３：インプラントオペの経過

術前に計画したように、
左上と左上: オステオトームを併用し、インプラント手術を行いました。
左下と右下: 自家骨を利用したGBRを併用したインプラント手術を行いました。
４箇所同時に行うことも可能ですが、患者様とのご相談の上、術後のお仕事への影響を最小限に抑えるために、１度のオペで１箇所ずつ行うことにしました。
数字はオペを行った順番です。
オペの侵襲を考慮し、比較的軽い箇所から行っています。
 

４：セラミッククラウンによる噛み合わせの改善によるQOLの向上

約2年間の治療を経て、患者さんの口腔環境は大きく回復しました。
入れ歯は不要で、インプラントで固定されたセラミックの歯によって咀嚼機能が回復しました。治療後のレントゲン写真では、骨造成によって骨が再生し、インプラントが安定している様子を確認できます。
 
入れ歯に関わる心配がなくなり、旅行や会食を楽しめるようになり、好きなものを美味しく食べられる喜びは、精神的な満足感と心の健康にも繋がったと伺いました。
 
インプラントは、正しく、有効に活用すれば、咀嚼機能を取り戻すだけでなく、人生の質を好天的に変える素晴らしい治療法になると実感しています。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
Youtubeでも解説していますので、ぜひ、ご覧になって頂けると嬉しいです。