噛み合わせ治療

当院では「噛み合わせ」が原因とみられる歯やセラミック、インプラント、義歯などに起きている問題を
原因から改善します。

噛み合わせ治療の対象となる方

  • 1噛み合わせが合っていないと感じている方
  • 2複数の歯に、次から次へと問題がおきる方
  • 3永久歯を抜いたことがある方
  • 4同じ歯が何度もトラブルになる方
  • 5歯並びが悪い方
  • 6矯正の後戻りを感じている方
  • 7咬む箇所が一定でなく、複数の箇所(下顎位)で咬める方
  • 8被せ物が多い方
  • 9口を開けにくい方・開きすぎる方(手の指が、3本ぴったりに入らない方)
  • 10顎関節症になったことがある、もしくは顎関節症の方
  • 11咀嚼筋、またはその周囲の筋(頬・頭・首・肩など)に痛みがある方
  • 12原因不明な歯の痛みがあった方
  • 13うまく咬めない方
  • 14歯が磨り減っていると感じている方
  • 15楽器を若い頃から習っていた方
  • 16ぱっと見で「歯並び」は良いが、「噛み合わせ」が悪いと感じている方
    ※当院では「歯並び」と「噛み合わせ」を違う意味として考えています。

治療について

治療プランのご提案

「噛み合わせ検査」の結果をもとに、
患者様一人ひとりの噛み合わせの状態に合わせた最適な
治療プランをご提案させていただきます。

治療例

  • ソフトタイプのマウスピースとリハビリによる筋肉のリラクゼーションと顎運動の改善
  • 早期接触 / 咬合の干渉部位 / 高さが足りない部位への咬合調整
  • セラミック作製予定部位への仮歯作製により、治療中の噛み合わせの確保と改善
  • 矯正治療やインプラント治療
  • 仮歯による咬合状態の改善後にセラミックへの置き換え

噛み合わせが悪いことが原因で、結果として、一部の歯に異常な咬合力が加わります。
咬合力とはグッと噛み締めた時に歯に対して加わる力です。
なお、一番噛み締めたときの力を最大咬合力呼びますが、こちらは個人差が大きく「20kg~200kg」と言われています。

噛む力

この大きな力が、歯の負担能力やセラミックの耐久力などを越え、奥歯などに加わったときに、歯・インプラント・セラミック・顎関節などに問題が起きることがあります。

さらに、筋肉にも問題が起きることさえあるのです。

例えば、食事での咀嚼1回につき、奥歯に20kgの力がかかると言われています。
1度の食事で噛む回数は平均620回。仮に奥歯を90年間使うと計算した場合は以下になります。

“ 20kg × 620回 × 3回 × 365日 × 90年 = 1.222.020.000kg ”

噛む力

さらに、就寝時の歯軋りや食いしばりは、交感神経・副交感神経に関係するため、全ての方に発生します。
ただ、噛み合わせが悪いと一部の歯に力が集中してしまい、セラミックが割れるといった問題が起きる可能性があるのです。

噛み合わせ治療は、このような噛み合わせの不調和による諸問題を解決してくれます。

噛み合わせの検査

治療プランのご提案

良い噛み合わせは、歯・咀嚼筋・顎関節3つの調和がとれている状態です。
噛み合わせの検査では、それぞれに何か問題が起きていないかを確認。
もし問題がある場合には、バランスに応じた治療をご提案します。

検査で評価する7つの項目

  • 開口運動
  • 顆頭位
  • 筋の触診
  • 下顎位
  • 咬合平面
  • 咬合高径
  • アンテリアガイダンス

検査の内容

  1. 上下歯型模型作製のための型取り
  2. 中心位採得
  3. フェイスボウ採得
  4. 咬合器への装着
  5. 咬合器に装着された模型上での、早期接触・中心位・咬合平面診査
  6. 咀嚼筋の圧痛点確認
  7. 開口量測定
  8. 開口パターン確認
  9. 顎関節CT検査
  10. 歯軋り確認用マウスピース作製
  11. 習慣的な咬合位採得
  12. 顔貌写真撮影
  13. 口腔内写真撮影
    (オプションとして、デジタル的な下顎運動路測定を行います)

噛み合わせチェックリスト

A

治療後から
なんとなく起きていること

  • インプラント・セラミック・義歯・矯正治療の後から噛み合わせの調子が悪い気がする
  • 詰め物や被せ物が何度かとれたり、欠けたりことがある
  • 矯正治療が終わってから、歯並びが少し戻ってしまった、または噛みづらくなった気がする
  • 歯科治療の後に、噛み合わせが変わった気がしたが、慣れてしまった
  • 歯の神経の治療をしたことがある
B

もともと噛み合わせが
原因になっていそうなこと

  • 自分の歯が欠けたり、折れたことがある
  • 奥歯ばかり何度も虫歯になる
  • 前歯が痛くなって神経をとった事がある
  • いつも片方だけで噛んでいる
  • 上下の前歯の位置が中心にあっていない
  • ぐらぐらしている歯がある
  • 顎がガクガク音がする

【A】のいずれかに該当する方

おそらく部分的な再治療が必要になる可能性があります(状況によっては全顎的な治療が有効なことも)。

【A】と【B】の両方に該当する方

全体的な(全顎的な)治療が必要な場合もございます。

噛み合わせ・顎関節治療の費用

噛み合わせ精密検査
噛み合わせ精密検査 ①〜⑬ ¥77,000
①上下歯型模型作製 ¥3,300
②中心位採得 ¥11,000
③フェイスボウ採得 ¥5,500
④咬合器への装着 ¥5,500
⑤早期接触・中心位・咬合平面診査 ¥9,900
⑥咀嚼筋の圧痛点確認 ¥2,200
⑦開口量測定 ¥1,100
⑧開口パターン確認 ¥1,100
⑨顎関節CT検査 ¥22,000
⑩歯軋り確認マウスピース ¥5,500
⑪習慣的な咬合位採得 ¥1,100
⑫顔貌写真 ¥5,500
⑬口腔内写真 ¥3,300
オプション❶下顎運動路測定 ¥22,000
オプション❷咀嚼筋筋電図測定 咬筋・側頭筋 ¥11,000
噛み合わせ・顎関節治療
ソフトスプリント ¥33,000
初回
スポーツ用マウスピース(咬合検査後に作製がお薦め) ¥55,000
ハードスプリント ¥165,000
ダイレクトスプリント(1歯あたり) ¥11,000
スプリント・咬合・仮歯調整 ¥11,000〜
30分
ナイトガード 1ミリ ¥11,000
トリガーブロック注射(初回) ¥22,000
グロッティ照射 ¥5,500
20分/初回

※税込価格にて表示しております。歯の位置、施術内容、素材等により料金が異なります。