皆様が考える審美的セラミック治療と言えば綺麗な前歯というイメージだと思いますが、前歯がただ単に真っ白な色をしていれば審美歯科でしょうか?また、他の人と同じような形をしていれば審美歯科でしょうか?
歯の白さは皆様の好みや社会的な背景によって求める色が違ってくるでしょうし、歯の形や大きさには平均値というものがありますが、平均値の大きさだからといって必ずしも審美的というわけではありません。
オールセラミッククラウン、ラミネートベニアなど「審美」を超えた「真美」への想いで、
これまでの経験・知識を生かした歯科治療をご提供いたします。
皆様が考える審美的セラミック治療と言えば綺麗な前歯というイメージだと思いますが、前歯がただ単に真っ白な色をしていれば審美歯科でしょうか?また、他の人と同じような形をしていれば審美歯科でしょうか?
歯の白さは皆様の好みや社会的な背景によって求める色が違ってくるでしょうし、歯の形や大きさには平均値というものがありますが、平均値の大きさだからといって必ずしも審美的というわけではありません。
当院では、皆様のご希望を伺った上で「一人ひとりのお顔の雰囲気」「解剖学的な平均値」「ゴールデンプロポーション」を利用し、完全なオーダーメイドによる審美的なセラミック治療を行っています。「ゴールデンプロポーション」は、ヨーロッパの美術や建築にも利用され、日本にも同様な大和比というものが存在。こちらも多くの建築物にも応用されています。
歯に関しては、人種によって形や大きさの特徴があり、私たち日本人は白人と比べた場合、ゴールデンプロポーションの比率が違い、若干横に対して縦方向に短めの形態をしています。このようなことを踏まえ、一人ひとりのご希望を叶える審美的なセラミック治療を行ないます。
美しいと感じる大きさや形態は、患者様の主観的な要素がかなりの部分で反映できますが、歯科医師として一番重要と考えていることがあります。それは、噛み合わせという機能面です。
噛み合わせにとっては、上顎前歯裏側と下顎前歯表側の接触関係が重要で、「アンテリアガイダンス」という名称があるほどです。上顎の前歯であれば「歯の裏側から先端にかけて付与する機能的な形態」です。
やはり、機能が優先してこその「審美治療」だと実感しています。
そこで、チューリッヒ大学のピーター・シェーラー教授がまとめた審美的なセラミック治療にとって必要な13項目を当院なりに改変・追加し、審美的セラミック治療における「重要な7つの要素」を作成しました。
これをもとにグランプロデンタルクリニック銀座では治療を行なっています。
噛み合わせ (機能) |
歯並び (見た目) |
歯の形 | 歯の色 | 唇との関係 | 歯肉の形 | 歯肉の色 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
セラミッククラウン セラミックで製作する被せ物による治療 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ラミネートべニア 歯の表面を最小限だけ削り薄いセラミックを接着する治療 (全く削らない場合もあります) |
○ | ○ | ○ | ○ | |||
ダイレクトボンディング 小さい虫歯に樹脂を詰める治療 |
○ | ○ | |||||
矯正 歯並びや噛み合わせの改善のための治療 |
○ | ○ | ○ | ||||
歯のホワイトニング ホワイトニング剤とライトによる歯の漂白 |
○ | ||||||
歯肉整形 ガミースマイルや、不揃いな歯茎のラインを揃える手術 |
○ | ○ | ○ | ||||
歯根面カバー手術 加齢や歯周病などで露出してしまった歯根面を覆う手術 |
○ | ○ | ○ | ○ | |||
歯肉の漂白 歯肉に沈着したメラニン色素などの除去 |
○ |
機能が優先してこその「審美治療」だと考えています。このことを十分に考慮しなかったときは、どんな綺麗に見えるセラミックでも長期的に良好な結果は望めないでしょう。
*前歯についてだけ治療を希望されて時でも、顎関節、奥歯の噛み合わせに問題があるときには、こちらについても治療の必要性の検討します。
顔の中心と上顎前歯の中心線の位置関係、前歯の切縁の位置、上口唇の動く範囲、スマイル時の歯見え方、下口唇との関係などを意味します。
笑った時に見える歯と歯茎の範囲は重要です。
歯があまり見えないと老けてみえますし、逆に歯茎が見えすぎると気になってしまう方も少なくないようです。
理想的には、顔貌の正中線と左右上顎前歯のコンタクトしているラインが合っていること、口唇の弯曲に調和した歯並びが美しいと言われています。
全体的な配置、歯の軸方向、ねじれ、萌出量などです。
全体的な配置は、歯の横幅の合計距離と顎骨の形態によっても左右されます。
また、歯の傾斜(歯軸と呼んでいます)の角度によって印象も大きく変わります。
解剖学的な形態、ゴールデンプロポーション、噛み合わせ、歯のスペース、顔貌、歯肉の特徴、個人的な趣向などによって決まります。
歯肉からの歯の立ち上がり、隣在歯との接触形態、角の形態、表面のテクスチャーなどの個々の歯の形態と、全体的には大きさを前歯から奥歯に行くにしたがって流れるような自然的な調和をとることが大切です。
歯茎が健康で、歯の形・位置・傾斜が整うことによって、このラインは綺麗にそろいます。
もし、歯茎のラインが不揃いですと、当然、歯の大きさも違ってみえます。
また、歯茎が下がってしまうと、隙間ができて黒く見えたり、歯が長くなってしまいます。
ですので、このラインを整える事は、審美治療で非常に重要なポイントの一つです。
歯の白さによって、歯の美しさ・健康的なイメージはアップします。
お顔の肌の色、社会的な環境、好みによって患者様主導で決まります。
綺麗な歯肉(歯茎)は健康的なピンクです。
ですが、以前の治療による影響(メタルタトゥー)やメラニン色素の沈着、コア材の違いなどで黒ずんでしまうことがあります。
また、同じオールセラミッククラウンでも、歯の削り方、セラミッククラウンの作製の違いで黒くみえることもあります。
歯のクラウン(かぶせ物、差し歯)やブリッジ治療における金属を使用しない治療法で、歯科用セラミックを使って作った被せ物のことです。
金属アレルギーやブラックライン出現リスクの回避のみならず審美歯科の観点からも有用です。
オールセラミックは人が持って生まれた本来の歯と同じような自然な色合いになり見た目がきれいになります。
また、自分の歯となじむような自然なセラミックなど、患者様の希望を伺いながら色形すべてオーダーメイドのセラミックをセットさせていただきます。
前歯の唇側の表面を薄く削るか、もしくは全く削らないで、その部位に歯の形をした薄いネイルチップのような薄いセラミックを接着する治療のことです。
前歯の色や形・歯の隙間の改善を行うことができます。
虫歯を削った後の穴をセラミックインレー(詰め物)で埋める治療になります。
当院のセラミックインレーは元の歯との色なじみが大変良いので、審美性の高い自然な仕上がりが可能。
金属の詰め物が見えてお悩みの方におすすめです。
フルジルコニアクラウン、オールセラミッククラウン、e-maxなど様々です。
患者様の口腔内の状態に合わせた材料のご提案をさせていただきます。
インレーという小さい詰め物ときは、e-maxを選択しています。
クラウンの場合、フルジルコニアとオールセラミックからどちらかを選択しています。
オールセラミックが、天然歯に近い状況の再現が可能で、審美面・機能面・材質的な硬さの点と、修正・補修ができる利点からも、グランプロデンタルクリニック銀座では、第一選択としています。
フルジルコニアは、近年かなり進化してきていますので、いずれ、オールセラミックに近づいてくるとは思いますが、現状では、微妙な形態付与と咬合調整が難しく、審美面でも1本単位では、自然感を出すことが難しいという感じがしています。 ですが、費用面ではオールセラミックよりもコストを下げることが可能なことや、材質的にも少し硬いということが利点となる状況で、こちらを選択しています。
患者様とご相談
歯科医師が担当
歯科技工士が担当
オールセラミッククラウン
ジルコニアフレーム作製+セラミック築盛
色合わせ:個々の歯に合わせて詳細に築盛
噛み合わせ:個々の歯に合わせて詳細に築盛(修正可)
フルジルコニアクラウン
ジルコニアクラウン作製
色合わせ:個々の歯に近いブロックを選択
噛み合わせ:個々の歯に合うように削り出し(低い部分は修正不可)
歯科医師が担当
クラウンセット
微調整