院長紹介

院長
福島 一隆

私は、これまで歯科医師として、25年にわたり多くの研修を積みながら、様々な患者様の治療をしてまいりました。この経験を通じてこれまで培ってきた「顎機能と噛み合わせの調和」を基本的な考えとした歯科治療を提供させて頂くとともに、それぞれの世代の皆様にとって、「ウェルエイジング」という新しい目的にあった新メニューを「歯科の分野」からと、「口腔と腸との深い関わり」からの二つの観点からとご提案させて頂くことで、皆様の日々をより健康で豊かなものにして行きたいと願っております。

そして新たに、医療法人優志会が作り上げるグランプロデンタルクリニック銀座を、よろしくお願い申し上げます。

資格・所属団体

  • ICOI (International Congress of Oral Implantologists) 理事・認定医資格審査委員会委員
  • ICOI(International Congress of Oral Implantologists)Diplomate
  • Ankylos インプラント 公認インストラクター
  • 日本アンチエイジング歯科学会 理事・学術委員会委員
  • 日本口腔インプラント学会/日本歯科審美学会/日本抗加齢学会
  • 日本歯周病学会
  • P.G.I.副会長
  • JIDAS-club
福島一隆

院長・福島一隆の履歴書

私は、2003年〜2012年にかけて、クリニックを開業する傍ら、以下のように世界各地で主にインプラントの研修を積んで参りました。

  • UCLAのインプラントCEDコース受講、スイスのピラミッドクリニックにて外科矯正の研修、ニューヨーク大学インプラントCDEコース修了、ブカレスト大学医学部インプラント科ディプロマ取得、コロンビア大学 DCE インプラントコース 修了。
  • 日本顎咬合学会、日本歯科審美学会、日本口腔インプラント学会でインプラントに関しての講演。
  • 台北での国際的なインプラントシンポジウムにてインプラントに関しての講演。
  • ハーバード大学でインプラント・スピード矯正(コルチコトミー)についての症例報告。
  • PGI-clubにてコルチコトミー併用スピード矯正の講演。スピード矯正研究会にてコルチコトミー併用スピード矯正の講演。

ここに挙げた以外にも、もちろん国内の研修にも色々と研修に参加し、時にはインプラント治療を行う先生へのオペの指導、骨再生の実習指導も行っています。
各地でのインプラントの研鑽は今の治療スタイルに大きく影響していますが、「噛み合わせと顎関節」に関しては、P.G.I.、「歯周病とインプラント」はJIADSというスタディーグループでの研鑽が私の礎になっています。

そして、25年以上歯科に携わってきて最終的に辿り着いたことは、インプラントももちろんですが、全ての歯科治療の目指すゴールは、「噛み合わせ」と「予防」という答えでした。
2021年現在、1998年にインプラント治療を開始して以来、約2,000件のインプラント手術と補綴治療を行っています。

手術と補綴は別の担当医が行うクリニックもありますが、噛み合わせ治療の最終ゴールである補綴治療をふまえて自分で手術をするというスタイルを貫き通しています。また、サイナスリフトは約100名の患者様に、骨造成治療は約200名の患者様に行っています。

院長略歴

  • 東京医科歯科大学歯学部卒業
  • 葛西駅前歯科開設
  • ITI Implant Master Course
  • Singapore にて、骨造成の研修
  • UCLA CE インプラントコース修了
  • Boston にて、インプラント研修
  • ニューヨーク大学CDE インプラントコース修了
  • 日本顎咬合学会にて症例報告
    日本審美歯科学会にて講演
    スイスのピラミッドクリニックにて、外科併用矯正・骨造成の研修
  • ハーバード大学にて症例報告
    日本口腔インプラント学会にて講演
  • アトランタにてインプラント研修
    台北の国際インプラントシンポジウムにて講演
  • ブカレスト大学医学部インプラント科ディプロマ修得
  • 青島大学にてインプラント解剖学研修
    テンプル大学インプラントコース参加
  • 赤坂通りデンタルクリニック開設
    テンプル大学インプラントコース参加
    テンプル大学アドバンスデンタルマネージメントコース修了
    ICOI ディプロマ習得
    PGI-clubにてコルチコトミー併用スピード矯正の講演
    スピード矯正研究会にてコルチコトミー併用スピード矯正の講演
    ICOI AP sectionのdirector(役員)に就任
    ICOI世界大会参加(ハンブルグ)
  • ニューヨーク大学CDE インプラントコースのコースリーダーに就任、コースに参加(NY、青島)
    スピード矯正研究会にてコルチコトミー併用スピード矯正の講演
    コロンビア大学DCEインプラントコース参加(NY、東京)
    青島大学にてインプラント解剖学研修(青島)
    Esthetic Explorers(東京) にて講演
    ICOI世界大会参加(ソウル)
    ICOI Aesthetic Dentistry 3-Day 特別研修コース参加(上海)
    Dr.Cho インプラントコース参加(ソウル)
    ICOI 日本大会参加 東京
  • 東京イセアデンタルクリニック開設
    コロンビア大学 DCE インプラントコース 修了(ベトナム、東京、NY)
    ICOI アジア太平洋大会参加 ベトナム
    ICOI インプラントシンポジウム参加 ニューヨーク
  • 銀座トリニティデンタルクリニック開設 院長就任
    ICOI 日本大会参加 東京
  • ICOI 世界大会参加 東京
  • ICOI 日本大会参加 福岡
    ICOI アジア太平洋大会参加 カンボジア
  • ICOI 日本大会参加 東京
  • ICOI 日本大会参加 東京
  • ICOI 日本大会参加 東京

インプラント治療に求めること

私がこれまでに治療させて頂いた患者様は、外科的にも噛み合わせ的にも治療の難易度が高い、顎骨と歯肉の萎縮や吸収が大きかったり、噛み合わせが大きくずれてしまっていたり、簡単にはインプラント治療が行なえない方の割合が少なくありませんでした。
その際には、外科的には骨造成と歯肉移植が必要になりますが、最も治療の上で難易度が高い骨造成方法のひとつであるサイナスリフトを100症例以上、GBR(骨誘導再生術)は200症例以上、歯肉移植を150症例以上行い、これらを併用でインプラント手術を行いました。

さらに、手術後の噛み合わせ治療としては、7つの項目(開口運動 / 顆頭位 / 筋の触診 / 下顎位 / 咬合平面 / 咬合高径 / アンテリアガイダンス)を順序立てて治療をすることで最終的な補綴に至る治療体系を確立することができました。

上記のことによって、一人でも多くの方のお役にたっていると嬉しく思いますし、治療後のメンテナンスもさらに重要だと実感しています。このほかに、25年の間にインプラントについて次のようなことを行なってきました。

  • 01

    正確なインプラント手術のために、今では一般的になっているCTレントゲンデータから立体模型を作り、インプラント治療に応用する方法を日本ではいち早く2002年から採用し、専門誌や学会で発表し、歯科医師に対しての指導も行いました。現在では、CTから治療計画を立てることが普通になってきましたが、こちらに関して20年の経験があります。

  • 02

    補綴という点では、審美的で、メタルフリーなインプラント上部構造を提供したいという強い気持ちがあり、ジルコニアセラミックスも歯科用のCAD/CAMの機械が日本に3台しかない時(2002年)から行い、その治療方法について国内外の学会などで講演を行ないました。現在では、どのクリニックでも、セラミック治療にはジルコニアは欠かせない材料になっています。こちらに関しても20年間に渡る経験を生かした診療をしています。

  • 03

    分野は少し異なりますが、インプラント治療時の手術技術を生かし、2004年から、コルチコトミーという特別な外科手術を併用したスピード成人矯正も行ない、この技法についても国内外で症例発表、講演を行っています。

このような治療、研修を行なう中で強く感じたことは、インプラント治療の治療方法や機械、材料においては、必ずしも「最新=最良」ではないということでした。本当に良いものは、発表・発売から20年以上経過しても世界中で支持されています。
当院では、成長因子、レーザー、様々な生体材料、他の医学的分野からなど、新しい治療法を慎重に取り入れる時はもちろん、古くからの治療法のなかでもしっかりとしたエビデンス(医学的な背景や根拠)があるものだけを選択し、安全で、最良な治療を提供していると自負しております。

そして一番大切なことは、インプラントというと外科的なイメージが強いかもしれませんが、実は咀嚼機能の回復という噛み合わせ治療を行う中での一つの手法ということです。言い換えると、ブリッジや入れ歯などと同じように噛み合わせを回復するということが最終ゴールだということです。
さらに、インプラント手術・補綴治療(セラミック治療)が終わったあとのメンテナンスも大切なのです。ただ単に、インプラントが長持ちすれば良いというものでなく、咀嚼機能の維持こそが健康寿命の延伸につながるという命題を踏まえて意義のあるメンテナンスのご提案をさせて頂きたいと思います。

福島一隆

歯周病や虫歯で抜かなければならなくなった歯や、既に部分的に歯のない方など、ほとんどすべての方がインプラント治療の適応となります。しかし、その際に糖尿病や高血圧、心臓疾患などの疾病のある方は注意が必要ですし、重度の歯周病の 方や歯列不正の方が、同じ口腔内環境のまま治療を行っても、治療後の良好な口腔内の状態は長期的には維持されません。本当に理想的なインプラント治療は、 内科、外科、麻酔、かみ合わせ、歯科保存、歯科補綴、審美までを併せ持った総合的診療だと私は考えます。


そのため、手術前の検査や治療、医療相談のために、同じグループ内の医療機関であるグランプロクリニック銀座をはじめ、他科の専門医の方々にご協力いただき、万全のサポート体制を整えております。また、当院では患者様に最良の治療を提供するために、治療前の相談、治療計画立案、全ての治療、術後管理、メンテナンス、時には電話での相談まで、全て私が直接担当させていただきます。


特に重要と考えているのが、「患者様とのお話」です。実際に治療に入る前までにじっくりとお時間をかけ、不安をすべて取り除くことが出来るまでお話をさせていただきます。そして患者様の希望が、ある程度具体的に見えてきた時点で、幾つかの治療プランをご呈示させて頂き、その中からぴったりの治療方法を一緒に見つけていきます。


このようにして、患者様との信頼関係を築いた上で初めて治療を開始していきます。最後になりますが、当院は、完全予約制、完全個室診療のスタイルをとり、患者様のプライバシーに充分配慮すると同時に、セキュリティ面にも万全を期しています。実際にいらした時には、リラックスして、安心して治療に専念できるようなアットホームな雰囲気を感じて頂けると思います。歯のことでお困りの方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。