ブログ | 審美治療専門のグランプロデンタルクリニック銀座

診療予約 カウンセリング
03-6280-6833
土日・祝日も受付
診療予約 カウンセリング
03-6280-6833
土日・祝日も受付

Blog

2021年9月15日

インプラントについてよく聞かれること②

今回は、患者様からのご相談の中で、比較的多い内容の中で、二つ目のお話しをしたいと思います。
 
「私の状態でもインプラントできますか?」というご相談についてです。
 
インプラント


この状況は、他院で「あなたはインプラントできません」と言われてしまった患者様のセカンドオピニオン的なときに聞く言葉です。
 
 
そもそもインプラントができない状況についてお話しします。

①:歯があった部位の歯槽骨・顎骨が凄く無くなってしまっていて、もし、インプラントをすると大きい動脈や神経を傷つけてしまうとき。

こちらは、下顎の奥歯があった場所へのインプラント相談の時に時々遭遇します。

現在では、インプラントの性能も向上し、短くても十分に機能する製品もありますので、少しの骨があれば治療が可能になることもあります。

ですが、それでも骨が少ないと、外科的にも、神経麻痺やオペ時・オペ後の多い量の出血のリスクを伴いますので、
他の治療方法を検討していただく方がいい時もあります。

私は、神経までの骨の厚みが8ミリを境界線にしていて、さらに骨質も重要視しています。
 

②:歯があった部位の歯槽骨・顎骨が凄く無くなってしまっていて、凄く薄くなってしまっているとき。

インプラントの直径は、約4ミリ前後です。骨の幅は、一般的に6ミリ必要と言われています。
現在では、3ミリ以下でも十分に機能するインプラントもありますので、骨の幅が5ミリぐらいでも治療は可能になります。

さらに、もっと骨の幅が薄くなってしまうと、インプラント治療が難しくなってしまいます。
そのときは、骨幅を増やす治療を併用することで、インプラントができるようになることもあります。

こちらについては、全ての部位で遭遇することがありますが、①のときより、インプラント治療が可能になることが多いと思います。
 

③:歯があった部位の歯槽骨・顎骨が凄く無くなってしまっていて、もし、インプラントをすると副鼻腔(上顎洞)に突き抜けてしまうとき。

上顎の奥歯があった部位へインプラントを検討するときにたびたび遭遇します。

このときは、①と同様に短いタイプのインプラントを選択するか、上顎洞底への骨の高さ(厚み)を増やす治療を併用することでインプラント治療が可能になります。
 

④:糖尿病のとき。

こちらについては、インプラントと骨の結合がうまく行かないことや、治療後の経過が悪いことがありますが、
糖尿病の状態が、しっかりとコントロールされていればインプラント治療は可能になります。

残念ながら、1型の方は難しいと言われています。
 

⑤:その他の内科的・全身的な疾患のとき。

こちらは、病態によって様々な状況が考えられますので、じっくりとご相談させて頂くようになります。
 

⑥:年齢が若くて、成長期が終わってないとき。

これらをまとめますと、下顎の奥歯があった部位へのインプラントは難しいことがありますが、
全身的な課題がなければ、インプラント治療が可能になるための治療方法はあります。
 
インプラント 診察
 
ですが、本当に大切なことは、インプラントの上に乗せる歯(セラミックなどのインプラント上部構造と呼ばれる部分)が、しっかりと口腔内で機能することですので、
外科的にインプラントが顎の骨に無事にくっついても、良い噛み合わせが再現できないときは、残念な結果となってしまいます。
 
噛み合わせ
 
私は、インプラント治療の時は、

・外科的なこと
・噛み合わせのこと

これらの二つをしっかりと考えます。

もしインプラント治療を行ったら、これら二つについて、患者様に大きな利益をもたらせると診断できたときは、インプラント治療が可能と判断します。
 
インプラント 診察
 
外科的にインプラントが可能でも、
噛み合わせ的には、インプラントを行わない方が良いと判断する時もあります。

実際に、矯正治療のためや、悪い噛み合わせを治すために、すでに顎骨にくっついているインプラントを除去したこともあります。
 
 
今回のまとめです。

POINT

インプラント治療はかなり多くの場合、可能だと思います。
ですが、顎の骨にインプラントを入れることが目的でなく、
「良い噛み合わせの回復」が本当の目的だと思います。

そこをしっかりと考えながら、治療のご相談をされるといい結果につながると思います。

福島 一隆
院長執筆書籍
1日1分ストレッチ

こんにちは!
2月14日に、友広隆行先生と福島の共著の本が出版されます!!!
もともと、当クリニックで行っている噛み合わせ治療にとっては、筋バランス=顎関節の状態=歯の咬み合わせ
の3つが重要なポイントになります。
患者様には、筋(筋肉)バランスを調整するために、...

アゴ筋をほぐせば健康になる!

第1章 日本人の約9割がアゴ筋がこっている
第2章 アゴ筋をほぐすと頭痛が消える
第3章 アゴ筋をほぐすと血糖値が下がる
第4章 “ながら"でできるアゴ筋マッサージ&ストレッチ
第5章 アゴ筋がこらない生活とは
第6章 わたしたち、アゴ筋マッサージで
こんなに体調がよくなりました!