
院長ブログ
歯科ドックについて
- 2024年4月4日
- 歯科ドック
コロナを機に
私たちが皆様のお役に立てることは何だろうと考え抜き、
2011年に作成した歯科ドックと一口腔単位での治療時に行なっている精密検査の一部を
抽出・整備した内容から、2021年の夏に現在の「歯科ドック」の形になりました。
歯を失ってしまう3大原因から、将来的に歯を失ってしまうリスクを回避するために、
8020を達成した方々の噛み合わせとの比較
歯周病の状態と進行スピード
虫歯の状態と今後のリスク
を調べ、対策を考えます。
そのために以下の検査を様々な機器を活用しながら2時間かけて行います。
・代表的な歯周病菌のPCR検査
・歯周組織の精密検査
・1歯ごとに詳細な状態を確認するためのデンタルデントゲン14枚
・虫歯リスクや炎症の程度がわかる唾液検査
・口腔内のデジタルスキャンと噛み合わせソフトによる解析と3D模型作製
・歯軋りの検査
・顎関節のCT撮影
・全体的な状態を大きい視点が確認するパノラマレントゲン
POINT
約2〜3週間後に、将来的に歯を失うリスクを最小限にするための口腔内環境の整備について、わかりやすく丁寧にご説明します。
この結果資料は、実際の治療・メンテナンスを行うときに有効で不可欠で不可欠な検査であって、患者様への口腔内の状況を知って頂き、一緒に治療・メンテナンスの方法を考えることにも凄く役に立っています。
実際にご自分の口腔内の状況を知って頂くことで、
思考変容と行動変容が起き、未来の健康のために、家族との時間の作るために、自ら進んで日々の口腔内清掃をきちんとするようになったとの感想も頂いています。
そこで、他のクリニックでも私たちの歯科ドックを活用していただけると嬉しいので、有料ではありますが歯科関係者向きのwhite cross 様のサイトで、公開しています。
歯に関しては、「治療に時間とお金を掛けるか」もしくは「予防に時間とお金を掛けるか」のどちらかしかないと聞きました。確かにそうかもしれません。
もちろん、後者の方が良いですよね。
遠方から、歯のお悩みを抱えて来院され、当クリニックでの治療に先立って、口腔内の課題が浮き彫りにするために歯科ドックを受診して頂く方もいらっしゃいます。
(ご相談・ご説明はZoomでの対応も可能です!)
私たちは、歯を守るこの予防対策の一環として、言い換えると、歯の治療の目的は予防歯科への第一歩として考えています。
ですので治療を行うことは、現在・未来への良好な口腔内環境の長期的な維持へ第一歩という考えを持っています。
私たちの理念は 「最良の歯科診療の追求と提供」です。
このような一貫性のあるシステムによって一人でも多くの方のお役に立ちたいと考えています。
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