グランプロデンタルクリニック銀座

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院長ブログ

アスリート専用 マウスピース

アスリートのパフォーマンス向上と歯の保護

当院では、噛み合わせ治療(インプラント治療や矯正治療の際にも使用することがあります)・顎関節治療・歯軋り対策のマウスピースを1000人以上に作製・調整した方法を応用し、10年ほど前からアスリート方々のお役に立ちたいという想いから「アスリート専用マウスピース」をご提供しています。
アスリートの方(もちろん運動をしている全ての方)は、頭蓋骨に対して、下顎の位置をたくさん持っています。
 
1:通常の行動時に上下顎の歯を噛み合わせる位置(いわゆる通常に噛む位置です)と、2〜3ミリ上下の歯を合わさない位置(重力の影響で下顎は下に誘導されます(これを下顎安静位と呼ばれています)
噛み合わせが悪い方は、重心のぶれ幅が大きいと言われています。ここでもマウスピースは噛み合わせ的な影響の補正ができるので、有効です。
 
2:就寝時に頭が枕の上に倒れた位置:ここでは下顎は重力で後方に下がった位置になります。
 
3:プレー中は、さまざまな姿勢によって頭蓋骨に対する下顎の位置は無限に変化します。
このときは上下の歯が噛み合わさっているとも限らなくて、数ミリの隙間があることもありますが、下顎を支える咬筋・側頭筋は例えば最大の筋力の30〜50%ほどの力が入り、頭蓋骨に対しての下顎を様々な位置で支えています。
そして、下肢を含めた他の筋へは、下顎の位置がしっかりと決まると、次に信号が発して全身の筋肉へ指令が伝わるような流れがあります。
つまり、咀嚼筋への噛み締めが他の筋肉への始動開始の合図になっているのです。
 
アスリート

私たちのマウスピースは、プレー中の様々な体勢でも、咬筋・側頭筋を含め噛み合わせに関与するすべての筋に影響し、パフォーマンスに有効な適度な噛み締めができるように厚みや形態を調整します。
競技種目や元々の噛み合わせ状態により、効果に差がありますが、以下を目指しています。

重心軸の安定・静止時には、リラックス・バランスのとれた筋の状態・運動時には、一気に有効な力が出せるように、あらゆる体勢で、パフォーマンスに有効な適度な噛み締めができる状態・奥歯などへの噛み締め力の負担軽減・外傷の予防(歯の破折・顎顔面の外傷・脳震盪の予防)

こんな方は特にご検討いただけると嬉しいです

  • 以前作製したマウスピースに効果が感じれない方
  • 力んでしまう方
  • 噛み合わせに不安がある方
  • 歯科治療の既往歴がある方
  • プレーの中で、静的な状態から一気に動的な動きが必要になる方
    (100M走に例えると、スタートからダッシュの前半は、マウスピースが有効で、後半はあまり変わらないとも言われています)

*マウスピースの作製にあたっては、顎関節・咬合検査が必須です。完成時に顎運動を確認しながら高さや斜面の調整しますが、プレースタイルによっては合う合わないなどがありますので、2〜3種類のタイプをお渡ししたうえで、調整を行いながら一番フィットしたものを使って頂きます。

スケジュールの例

1日目
ヒヤリングと歯科ドック(噛み合わせも含めた精密検査)受診:3時間半〜4時間、作製期間:2週間〜3週間
2日目
マウスピース調整とお渡し:1時間半〜2時間(2〜3個作製します)
3日目
マウスピースの調整:30分〜1時間
3ヶ月〜6ヶ月ごとの調整を推奨しています。
 
スケジュール

POINT

歯科ドックの受診によって、顎関節・咀嚼筋・噛み合わせだけでなく口腔内の課題を浮き彫りにしますので、急なトラブルが起きないように事前対応を計画することが可能になります。

自分に合ったマウスピースを使うことで、パフォーマンスの向上につながるように、応援させて頂きます!

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