前歯4本オールセラミックの症例 | 審美治療専門の銀座トリニティデンタルクリニック

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2020-03-23

前歯4本オールセラミックの症例

前歯4本オールセラミックの症例

 こちらは40代女性の症例となります。


 転倒により前歯を強打し、左右1番のセラミッククラウンの破折・コアごと脱離・歯根破折と、左上2・3番のご自身の歯が破折してしまい失活(神経が死んでしまうこと)してしまいました。


特に左上1番は歯肉の位置よりもかなり深くまで歯根が折れていてしまったので、長期的な予後を優先するとエビデンス的には抜歯が適用でした。


しかし、抜歯を行った場合インプラント治療かブリッジの治療になるのですが、審美性を獲得するには、骨造成・歯肉移植の外科手術も必要になります。


そのため、患者様の希望・年齢を考慮し、今回は抜歯は行わずに(将来的に歯根破折などの問題が生じた場合は、その状況に応じて対応させて頂くという前提で)、歯根を保存し、なおかつ"自然な仕上がりになるように治療"を行っています。


歯肉縁下の深い部分での精密な型取りと、出来上がったオールセラミッククラウンの接着は難易度が高い手法になります。



 歯の色については、患者様の他の歯がホワイトニングを行っているために、かなり明るい色になっています。

そこで、特別なシェードガイドを合わせて口腔内写真を撮影し、さらに、オールセラミックの作製を担当した歯科技工士の内海賢二氏のオフィスで、直接、歯の色合わせを行っています。


今回のオールセラミッククラウンは、周囲の歯に合わせるためと噛み合わせ状態の精密な再現のために、ジルコニアのブロックを単純に機械で削り出して終わるタイプでなく、内側のフレームをジルコニアで作製し、外側にセラミックを少しずつ何層も築盛し、歯の構造を再現し、リアリティを追求した仕上がりとなっています。

これにより、患者様ご自身の"周りの歯と馴染むとても自然な仕上がり"になりました。




 セラミックの完成後も噛み合わせの変化・歯肉や歯の位置の変化が起きることがあります。


ですので、当院ではセラミックをすぐに接着させずに、仮止めにして経過観察をすることが多いです。

経過観察の期間は、患者様によって違いますが、2週間以上は確認し、大丈夫と確認してから最終的な接着を行います。


患者様の来院回数は増えてしまうのですが、仮止めの期間を設けることで違和感などがあれば一度お預かりして修正する事が可能となります。


この患者様に関しては、顎関節部分の変形・偏位もあるために、噛み合わせ的な難易度も高く、オールセラミッククラウンを口腔内に仮着後も、何度か咬み合わせの調整を行っています。



 現在は、経過観察中でクリーニングとホワイトニングで通院されていますが、その際においても、左上の前歯が少し挺出してきたこともあり先端部分の形態修正も行なっています。



 

レントゲン・CTの説明

  • 右上1番は、根尖部にX線透過像が見られる。コアごと脱離のために、一旦、ファイバーコアで築盛し、経過観察。経過が悪い時は、根管治療を行うこととなった。
  • 左上1番は、歯槽骨とほぼ同じ高さで、歯根破折。混尖部にも、水平的な歯根破折の疑い。一旦、ファイバーコアで築盛し、経過観察。経過が悪い時は、根管治療などを行うこととなった。
  • 左上2番は、歯が歯槽骨から脱臼と歯髄の一部が露出して、失活。根管治療後、ファイバーコア築盛。
  • 左上3番は、診査の結果、失活。根管治療後、ファイバーコア築盛。
  • 現在、根幹治療後、3年目となり、経過観察中。
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